福島建設工業新聞社

郡山市は18日、郡山高等職業能力開発校の訓練生らが奉仕活動として実施した公共施設等への修繕・塗装作業に対して感謝状を贈呈した。
市役所で行われた贈呈式には、同校の安藤衛建築板金科長、北村三男建築塗装科指導員、訓練生を代表して建築塗装科の渡辺誠也さん、建築板金科の金澤洸大さんが出席し、品川萬里市長が渡辺さんに感謝状を手渡した。
同校では、若い技能者の技術習得・向上を目的に、技能実習の一環として1989年から奉仕活動に取り組んでいる。今年は新たに板金修繕も実施した。塗装は今回で27回目。
作業は10月2、9、16、21日に行われ、訓練生と指導員延べ28人が参加した。建築板金科は①郡山東地区隊第4分団第1班(旧白岩東部)車庫詰所(雨樋、破風板・雪止め)②同第2班(旧舞木)同(雨樋)③安積保育所(テラス雨樋)④柴宮保育所(同)―の4カ所、建築塗装科は①喜久田公民館(駐車場区画線)②大槻保育所(木製ベンチ)③成田保育所(門扉、水揚)④郡山市民文化センター(手摺、看板等)⑤開成館(門扉、柵)⑥こおりやま文学の森資料館(門扉)―の6カ所で作業を行った。