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2021.03.19

福島明成高に点群ソフト寄付/佐藤工業

福島市の佐藤工業(八巻恵一代表取締役社長)は16日、県立福島明成高校に3D点群システム処理ソフトウェア「TREND POINT」を寄付した。
同社には同校出身者が多く、この春の入社予定の1人を含め10人が在籍している。
八巻社長は「次の時代を担う技術者育成に役立ててください」と述べ目録を手渡した。大和田範雄校長は「ICT教育が重要となっており、ドローンを使ったデータ収集などを行っているが機材は十分ではなく、環境土木科の授業に役立たせていく」と話し、感謝状と同校で栽培したコチョウランを贈った。
寄付したソフトは点群のスムーズな処理、多種多彩なフィルタリング機能、集合体抽出などが可能で、ICT施工で使われているもの。東日本大震災以降、復興を担う建設業に対する注目が高まり若手技術者の地元定着が増えていることから、同社は環境土木科に最新の教材を提供した。


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