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2021.03.29

技術者向け講習・研修充実へ/県電協

県電設業協会(大槻博太会長)は24日、福島市の同協会で今年度第3回理事会‌​を開き、2021年度事業計画などを協議した。21年度は建設系CPD協議会との連携を強化し、技術者向け講習・研修を充実させる取り組みを試行する。
大槻会長が「コロナ禍で生活スタイルが変化しているが、電設業には人手が必要であり、若者を呼び込まなければならない。業界全体のモチベーションを下げないよう努めたい」とあいさつ。総務、技術・安全、広報各委員会の委員長らが20年度の事業報告と21年度事業計画案を説明した。
協会では、08年度に独自の継続教育制度(Master制度)を開始し、1級電気工事施工管理技士検定試験対策講習会などを行っている。18年度に建設業振興基金が運営するCPD制度の対象に電気工事施工管理技士が加わるなど、電気工事技術者の教育環境が変化しており、21年度に同基金らで構成する建設系CPD協議会と連携した研修等を検討、実施を目指す。研修内容の充実と教育機会の拡大を図り、会員企業技術者の能力維持・向上などにつなげる。
21年度はこのほか、発注機関に対する要望活動や意見交換、インターンシップ支援事業などを計画。新型コロナウイルスの感染状況などを踏まえて事業を実施する。
第71回定時総会の開催日は5月24日を予定。次回理事会で開催方式を決める。


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