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2021.04.07

県立医大保健科学部が開設

県立医科大学は3日、福島市栄町地内の福島駅前キャンパスで同大学保健科学部の開設記念式典を開いた。内堀雅雄知事、竹之下誠一県立医科大学理事長兼学長、太田光秋県議会議長、木幡浩福島市長の4人が代表してテープカットを行い、医療技術者を養成する同学部の新設を祝った。
竹之下理事長兼学長は「県立医大は3学部6学科の医療総合大学となった。充実した教育環境のもとで地域医療を担う技術者を養成する」と式辞を述べた。内堀知事は「今後も技術者育成などを通じて復興創生への貢献や、街なかの活性化などに寄与することを期待する」と祝辞を述べた。
保健科学部には理学療法、作業療法、診療放射線科学、臨床検査の4学科が設置され2021年度は143人が入学する。校舎はS造・地下SRC造9階建て延べ1万8431㎡で、西側には駐輪場4棟を整備した。
1・2階は交流・連携・発信拠点とし、図書室や多目的ホールなどを備える。地下1階・3~6階は講義室や実習室などを整備した。7・8階は多目的スペース、9階は屋上広場などを配置。建築は三井住友・安藤特定建設工事共同企業体、電気設備は高柳電設工業、機械設備は文化・温調・倉島特定建設工事共同企業体。18年10月7日に着工し、21年1月29日に竣工した。


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