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2021.04.16

県建協が新入社員合同研修

県建設業協会(長谷川浩一会長)は14日、今年度1回目の建設新入社員合同研修会をオンラインで開いた。会員企業44社から過去10年間で最多の126人が参加し、建設業で働く心構えやビジネスマナーを学んだ。
合同研修会は、会員企業の新卒・中途採用社員が社会人の基礎知識等を学ぶ場として毎年開催している。2017年度からは定着率向上等を目指して、研修を年3回に拡大し教育内容を充実。1年目離職率が改善されるなど効果が表れている。
第1回研修は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、初めてオンライン方式を採用。コロナ禍で外部研修等の機会が減少していることなどもあって、3年ぶりに参加者が100人を超えた。
参加者の内訳は男性103人、女性23人。最終学歴が建設学科以外の社員が42人いた。支部別では県北46人、いわき24人、県南・若松各12人、二本松・宮下各7人、郡山・相馬各6人、須賀川4人、田村・石川各1人。
研修では鈴木武男協会専務理事が「ようこそ建設業界へ!将来の地域建設業を担う皆さんへ」と題して講話した。地域建設業の役割と課題を説明。社会人として働く上で、失敗して怒られたことを自分の成長のチャンスと捉える「怒られ力」の習得を助言した。
実現可能なレベルの将来目標を段階的に設定して、それに向けて努力し達成する大切さも勧め、「マイナスをプラスに変えるポジティブな考え方を心掛け、会社に貢献できる人材となってほしい」と呼び掛けた。
雨間けい子篤志館代表取締役が基本的なビジネスマナーについて講義し、会社や自分の好感度を高めるための礼儀作法などを指導した。


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