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2021.04.28

東北中央道相馬~福島間が全線開通

東北中央自動車道の霊山IC~伊達桑折IC間が24日開通し、東北地方整備局が復興のリーディングプロジェクトとして整備を進めてきた東北中央道相馬~福島間(相馬福島道路)が全線開通した。伊達市岡沼地内の伊達桑折ICで行われた開通式では赤羽一嘉国土交通大臣、内堀知事らが相馬福島道路の完成による震災復興、地方創生の進展に期待した。
相馬福島道路は常磐自動車道相馬IC(相馬市山上)と東北自動車道桑折JCT(桑折町松原)を結ぶ延長約45km。幅員13.5m、第1種3級の自動車専用道路(2車線)で、無料で通行できる。
東北地整、県、伊達市の共催で行われた開通式には約50人が出席した。赤羽大臣は「福島の復興に全力を尽くしてきた一人として、震災から10年の節目に県内の復興支援道路が全線開通したことは万感胸に迫る思い」と新たな動線の誕生を喜び、復興実現に向け常磐自動車道の4車線化も加速させる考えを示した。
内堀知事は「本県の復興と地方創生を力強くけん引するもの」、須田博行伊達市長は「最大限生かして地域振興につなげたい」と常磐道と東北道を直結する高速道路の整備効果に期待。平沢勝栄復興大臣、亀岡偉民復興副大臣が祝辞を述べ、立谷秀清相馬市長が救急医療を支える「命の道」の整備に感謝した。
赤羽大臣、内堀知事、金子恵美衆議院議員、増子輝彦、佐藤信秋両参議院議員らがテープカットした。


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