福島建設工業新聞社

県建設業協同組合(佐久間源一郎理事長)は27日、福島市の県建設センターで今年度第1回理事会‌​を開き、第68回通常総会に提出する2020年度事業報告案、21年度事業計画案などを協議した。伊藤工務店(双葉町)の新規加入を承認した。
組合事業の20年度総取扱高は100億8730万円と前年度から大きく数字を伸ばし、佐久間理事長は「資材共同購買事業等への協力、支援のおかげで、20年度当初予算案を上回る事業実績を残すことができた」と組合員に感謝した。
資材共同購買事業は災害復旧関連で使用する大型コンクリートブロック、生コン・骨材類の取り扱いが好調だった。金融事業も当初見込みを上回った。窓口業務を行っている工事情報共有システムは627件(土木部発注工事544件、農林水産部同78件)の利用があった。
第68回通常総会は5月26日午後1時半から、福島市のエルティで開く。新型コロナウイル感染拡大防止の観点から出席者を限定する予定。