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2021.07.09

小林土木がユースエール認定企業に

福島労働局は7日、福島市の福島合同庁舎で、小林土木(平井竜太郎社長)にユースエール認定企業の認定通知書を交付した。
ユースエール認定制度は若者雇用促進法に基づき、離職率や有給休暇取得実績等が一定の水準を満たすなど、若者の雇用管理状況が優良な中小企業を厚生労働大臣が認定するもの。認定企業は若者の採用・育成に積極的な企業として、重点的なPRなどの支援を受けることができる。県内の認定企業は48社(6月30日現在)。
小林土木は、計画的な人材育成と働きやすい職場環境づくりに取り組んでおり、人材育成では入社時に目標を定め、各社員に合った育成を実践。継続教育にも力を注ぎ、講習費用等を負担し資格取得等を支援するなど、従業員全体のスキルアップを図っている。
有給休暇は全従業員が取得目標を設定し、四半期ごとに管理職が取得を推奨。ノー残業デー(毎月第2・4・5金曜日の達成に向けて仕事の段取りを綿密に行うなど、残業時間の抑制にも努めており、有給休暇取得実績年平均13.3日、所定外労働時間月平均0.9時間、新卒者等定着率100%(過去3年間)を達成している。認定取得は6月2日付。
式では河西直人福島労働局長が「若者が働きやすい環境をつくるという県内企業の働き方推進のモデル」と同社の取り組みをたたえた後、平井社長に認定通知書を手渡した。平井社長は時間外労働削減や有給休暇取得促進につながるICT施工や3次元測量など生産性向上に向けた取り組みなどを紹介した上で「今以上にワークライフバランスのとれた企業を目指し、努力していきたい」と話した。野嵜博之取締役営業部長が同席した。


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