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2021.07.16

県総合設備協が安全大会、技術研修会

県総合設備協会(大槻博太会長)は13日、郡山市の県農業総合センターで今年度安全大会、技術研修会を開いた。増加傾向にある労働災害の現状を共有し安全意識の高揚を図ったほか、技術力向上に向け設備に関連する県の工事検査ポイントなどを学んだ。
80人が出席。小宅武県電設業協会副会長が「安全はすべてに優先される。業界全体の労働災害根絶に積極的な安全活動に取り組んでほしい」とあいさつした。
安全大会では、三瓶詔宏郡山労働基準監督署安全衛生課長が「建設業における労働災害発生状況」をテーマに講話。郡山電工の影山孝二工事主任が代表で、2021年度全国安全週間スローガン「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」を唱和し、全員で指差し確認した。
技術研修会では、佐久間良県出納局工事検査課専門工事検査員が20年度の工事検査結果について説明。花澤武史振興電気東北支店工事部長は「i―pad等タブレットPCを活用した効率的な現場管理」と題して講演した。国土交通省が2025年度までに生産性2割向上を掲げていることなどを背景に挙げ、ビデオ通話アプリによる現場からのテレビ会議、メールアプリ等を使用したスケジュール管理など活用案を提示した。


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