福島建設工業新聞社

県総合防水工事業協同組合(金澤正夫代表理事)は15日、須賀川市のものづくり支援センターで、今年度前期の技能検定実技試験に備えた防水技能講習会‌を開いた。6工種合わせて41人が受講し、全員合格を目指して講習に臨んだ。
技術・技能の向上とキャリア構築に向けて、技能検定試験前に毎回実施しているトライアル講習。今回はウレタンゴム系塗膜防水に1級14人、2級2人、FRP防水工事作業に1級6人、2級3人、シーリング防水工事作業に1級12人、2級4人が参加した。
佐久間仁一専務理事は「講習内容を基にイメージトレーニング、シミュレーションを重ね、ベストな体調で本試験に臨もう」と受講者らを激励した。
梅津卓也理事は「指導を受けた点はその都度是正し、次につなげてほしい」と話し、受講に当たってのポイントや留意点を説明した。
16、17日に行われた実技試験には49人(ウレタンゴム系塗膜防水=1級14人、2級4人、FRP防水工事作業=1級7人、2級3人、シーリング防水工事作業=1級15人、2級6人)が挑戦した。学科試験は8月22日に実施予定。