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2021.08.04

相談累計6300件超に/県耐震化・リフォ協

県耐震化・リフォーム等推進協議会(渡邉武会長)は2日、福島市の杉妻会館で今年度通常総会を開いた。関係者約50人が出席。役員改選で渡邉会長‌​を再選した。
同協議会は県と全市町村、金融機関、大学、商工関係、福祉関係、建築関係など107団体で構成する。
渡邉会長が「発足から15年が経ち、相談件数は累計6300件超となった。2月の本県沖地震による被災相談が急増しており、支援が求められる」「住宅再建に向け新築、リフォーム需要が見込まれるものの、ウッドショックや技術者不足で、悪質事業者による欠陥住宅・リフォーム被害の増大が懸念されており、引き続き住宅確保要配慮者の居住支援をはじめ、被災・避難者の住宅再建、的確な情報提供を行い信頼される協議会運営に努めたい」とあいさつした。
来賓の大竹健義県土木部建築担当次長は「豊富な知識と経験に基づく確かな対応が住宅等に関する県民の安全安心の確保に結びついている」と祝辞を述べた。
今年度は、県民等の相談対応と行政窓口との連携、耐震化・リフォームに関する情報提供・技術の向上と普及、地域経済・地域づくりに貢献するための調査・研究、診断・改修など耐震改修促進計画実現のための支援、県内居住者(予定含む)への支援、安全で安心して暮らせるための住宅リフォームに対する消費者保護・アスベスト対策・災害対策の啓発などを行う。
新たに福島、郡山、いわき各市を役員選出団体に加えた。
新役員は次の通り。
▽会長=渡邉武(県建築士事務所協会)▽副会長=伊東孝弥(県宅地建物取引業協会)蓮沼敏郎(ふくしま建築住宅センター)▽理事=大竹健義(県)大岡哲(福島市)遠藤一芳(郡山市)鍔健一(いわき市)安齋睦男(県社会福祉協議会)石井浩(県商工会議所連合会)斎藤祐一(県建設業協会)佐々木孝男(県建築設計協同組合)新妻真孝(全日本不動産協会県本部)齋藤隆夫(県建築安全機構)▽監事=阿部喜行(県信用金庫協会)阿部良樹(県建築士会)


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