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2021.08.10

事業者選定委が初会合/DBOあぶくまクリーンC

福島市は、DBO方式によるあぶくまクリーンセンター焼却工場の再整備で、事業者選定委員会の初会合を開き、委員長に樋口良之福島大学共生システム理工学類教授を選出、今後の審議スケジュールを検討した。
同市では、あぶくま、あらかわ両クリーンセンターの2施設体制で可燃ごみの焼却を実施しているが、あぶくまクリーンセンターは稼働開始から30年以上が経過し、老朽化が進んでいるため現在の工場の南側敷地に再整備する。委員会は2023年6月までに8回以上開催し、事業者選定に向けた審査および評価方法などについて検討する。
22年9月に入札公告予定。23年9月から28年3月31日までを設計・建設期間とし、稼働から20年間の運営維持管理を含めた事業を発注する。工場棟、管理棟、火葬場、ストックヤード、そのほか構内道路の開設工事を行う。処理方式はストーカ式焼却を予定している。焼却炉2基で1日当たり120tの処理能力。事業費157億円。
23~24年度に破砕施設等解体工事と第11次周辺道路工事、24~27年度に土壌汚染等対策工事、造成工事、新施設整備工事、28年度以降に既存施設解体工事、第2次周辺道路工事、跡地整備工事を行う予定。


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