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2021.08.23

現場想定の研修棟竣工/東陽電気工事

東陽電気工事(本社=西郷村字道南西85、石川格子社長)は、本社敷地内に研修棟を建設した。18日に現地で竣工式を行い、将来を担う人材育成の拠点となる施設の完成を祝った。
未来の技術者が安心して失敗しながら成長できる環境を整えたいとの考えから整備した。研修棟は実際の現場を想定しており、電気設備工事の一連の流れを把握しながら現地で生かせる技能を学ぶことができる。
構想から完成まで約10年。規模はS造2階建て延べ70.9㎡で施設内には電柱や交通信号機などを設置した。天井墨出、立板電気回路製作、ケーブルラック、レースウェイの研修や机上学習などができる機能を備えている。
今月から社内研修で使用する。2022年4月からは他企業からの研修も開始する予定。現在研修プログラムをまとめている。また同棟1階の一部は貸しスペースとしており、だれでも利用することができる。
竣工式には関係者約20人が出席。石川社長が「時代によって教育方法は変化している。安心して失敗できる環境の中で技術や知識を身に付けてほしい」とあいさつした。


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