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2021.09.17

道の駅ふくしま現場を見学/県立県工生

県建設業協会(長谷川浩一会長)は15日、県立福島工業高校の生徒を対象に現場見学会を開いた。
若年者に建設業の魅力を伝え、入職につなげるために実施している。建築科2年生38人が、菅野・松崎・梅津特定建設工事共同企業体施工で工事が進む福島市大笹生字月崎ほか地内の「道の駅ふくしま」で、作業体験などを通じて建設業への理解を深めた。
斎藤秀紀福島市商工観光部道の駅整備室次長が「施工中の現場を見学できる貴重な機会。今後の進路選択の参考にしてほしい」とあいさつ。今野泰敬市財務部財産マネジメント推進室公共建築科技査が建物の概要や特徴を説明した。
生徒らは2班に分かれて、内装工事を進める道の駅本館やこども遊び場などを見学した。見学後に行った作業体験では、フルハーネスを着用した足場体験や、現場の安全パトロールなどを行った。生徒を代表して橋颯希さんが「今回の体験を将来に役立てたい」と感謝の言葉を述べた。
道の駅ふくしまには本館(W造平屋2262.98㎡)、こども遊び場(W造平屋500㎡)、防災倉庫(S造平屋150㎡)、天然芝の多目的広場などを設ける。来年春のオープンを目指し、今後、多目的広場や駐車場整備などを行う外構工事を本格化させる。設計は小坂建築設計工房。


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