福島建設工業新聞社

県造園建設業協会(佐久間洋会長)が福島民報社と共催で実施している2021一語一絵第16回「みどりの文」の入賞者が発表された。表彰式は10月28日午後1時半から、福島市のエルティで行う。
庭の日(4月28日)をPRする一環で、緑に対する思いなどを手紙・エッセー、絵手紙、フォトの3部門で全国公募している。今回は計988通の応募があった。
手紙・エッセー部門で最優秀に選ばれた感王寺美智子さんは、気仙沼で震災に遭い、仮設住宅暮らしを経験。苦難の中でも自治会の仲間と花や野菜を育て、支え合った。ともに育てた花の種を手に移り住んだ地にも、花が咲いた。コロナ禍で会えない日々が続くが、花の中にみんなの顔を思い浮かべる。ともに育てた花がつなぐ絆の強さを綴った。
入賞者は次の通り。
‌◆手紙・エッセー​▽最優秀賞=感王寺美智子(福岡県)▽優秀賞=宮沢由季(埼玉県)佐野麻里子(静岡県)柴山仁美(茨城県)▽入選=中村実千代(栃木県)野口康子(福岡県)小松崎和男(埼玉県)菅野レイ子(南相馬市)長崎友香(愛知県)秋谷進(神奈川県)▽県造園建設業協会長賞=河野華子(千葉県)
‌◆絵手紙​▽最優秀賞=納正彦(福井県)▽優秀賞=野地富美子(福岡県)早田良子(相馬市)松本和子(神奈川県)▽入選=新庄すが江(神奈川県)藤後智明(鹿児島県)波入ヨシ(郡山市)伊藤しおり(岩手県)植田ヤイ子(福島市)斎藤典子(同)▽審査員長賞=関谷遥(滋賀県)▽学校奨励賞=滋賀県立綾羽高等学校、葛尾村立葛尾中学校▽特別賞=泉絵手紙サークル、大野絵手紙スクール、久之浜公民館絵手紙教室、NPO法人いわき自立生活センター生活介護事業所アライブ、いわき絵手紙スクール(以上、いわき市)楽しい絵手紙の会(福島市)
‌◆フォト​▽最優秀賞=小柳光市(郡山市)=写真▽優秀賞=片岡雅子(兵庫県)渡辺勝雄(郡山市)熊谷理絵(いわき市)▽入選=三宅憲二(京都府)村上正幸(兵庫県)西山栄(いわき市)山内佳子(北海道)太田誠二(新潟県)大島市郎(会津若松市)