福島建設工業新聞社

県建設業協会相馬支部(石川俊支部長)は28日、「女性環境パトロール隊」による第7回パトロールを行い、現場を巡回しながら女性目線による職場の環境改善を促した。
支部会員、相双農林事務所の若手職員のほか、県建設業協会の女性部会「ふくしま建女会」の会員も今年度事業の一環として参加した。
南相馬合同庁舎玄関前で行われた出発式では、石川支部長が「現場、職場の改善に向け、それぞれが感じたことを指摘してほしい」とあいさつ。来賓の齋藤敏彦相馬労働基準監督署長、河合利広相双建設事務所長、大波恒昭相双農林事務所長らが激励の言葉を贈った。
太田隊長は「女性ならではの細かい目線で現場の環境改善を促し、業界のさらなる発展につなげたい」と決意を述べた。
パトロール隊の25人は齋藤署長らとともに、南相馬市で施工中の「高平ほ場整備工事」「原町体育館改修工事」の現場事務所や休憩所、作業ヤードなどを巡回した。各現場代理人から工事概要や安全衛生管理体制などの説明を受け、事務所や休憩所、資材・ゴミ置場、駐車場などを点検した後、結果報告と検討会を行った。