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2021.10.06

県産木材活用事例第2弾を発刊/県木連

県産木材を活用した県内建築物の優良施工例を集めた県木材協同組合連合会(鈴木裕一会長)の事例集が出来上がった。昨年に続く第2弾。社屋、業務施設や病院、福祉施設等での実践例を通じ、温かく心地よい空間づくりに加え、カーボンニュートラルへの貢献や木造による大空間の形成など、木造建築の新しい可能性を指し示している。
脱炭素社会を目指す流れの中で、10月には木材利用促進の対象を民間建築物にまで広げた「改正木材利用促進法」が施行されるなど、非住宅や中高層建築分野の木造化、木質化推進が課題となっており、県木連ではこの事例集を市町村や設計、施工者に配布し、木造による施設整備の参考にしてもらう。
300部を作成した。A4版8ページの冊子に①新協地水㈱本社・再生可能エネルギー研究開発施設(郡山市)②スマートウェルネスタウンペップモトマチ・医療法人仁寿会菊池医院(同)③スマートシティAiCT(会津若松市)④一般財団法人竹田健康財団・竹田綜合病院研修センター棟(同)⑤同・竹田ほほえみデイサービスセンター(同)⑥福島県労働保健センター郡山事務所(郡山市)⑦NPO法人まごころサービス国見センター(国見町)⑧よしだ歯科医院(いわき市)―の8作品を収録した。
日本大学工学部建築科の浦部智義教授、宮崎渉専任講師が監修。福島建設工業新聞社が取材協力した。


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