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2021.10.08

鮫川小児童が建機体験/県南建設で現場見学会

県南建設事務所は6日、鮫川村の小学生を対象に建設現場見学会を開き、実際の施工現場の見学や建機搭乗体験などを通して、建設業が担う役割や面白さを伝えた。
現場見学やICT技術を体験することで建設業への興味、関心を高め、将来の建設業を担う人材育成を図ろうと開催した。同村の国道289号渡瀬バイパス2工区の改良工事現場で実施。施工者の藤田建設工業や藤建技術設計センター、コマツカスタマーサポートらが協力した。
鮫川小学校の6年生約30人が参加した。佐藤岳晴県南建設事務所主幹兼企画管理部長が「建設業は安全安心を支える大切な仕事。誇りを持って働く姿や体験を通して建設業の魅力を感じてほしい」とあいさつ。熊澤栄二同事務所道路課長はクイズを交えながら工事概要などを説明した。
ICT建機搭乗体験ではオペレーターの指導の下、レバーを動かしてショベルのアーム操作に挑戦。①VRを用いた土砂災害等体験②測量機器を使った宝探し③ICT現場測量④ドローン飛行見学・空撮―などを体験した。最後に防草ブロックに寄せ書きするなど楽しみながら建設業の格好よさや大切さを学んだ。
同バイパスは現道を北東側に迂回させる路線で全体計画延長は7439m。3区間に分けて整備しており、このうち1工区は供用済み。全区間の完成は2020年代前半を予定している。


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