福島建設工業新聞社

東北地方整備局郡山国道事務所が2025年度の開通を目指して整備を進めている国道121号湯野上バイパス(BP)の湯野上3号トンネル貫通式は15日、下郷町の現地で行われ、待望の貫通を祝った。
武藤徹同事務所長、大竹和彦南会津建設事務所長、下郷町会津縦貫南道路対策協議会長の星學下郷町長、施工する熊谷・大本・株木特定建設工事共同企業体の柏原貴彦常務執行役員東北支店長ら関係者が出席した。
武藤所長があいさつし、星町長が祝辞を寄せた。武藤所長、星町長、柏原支店長が最終発破の点火スイッチを押し、同JV担当者らが貫通を確認。貫通報告を受けた中島博行郡山国道事務所会津若松出張所専門官が無事貫通したことを会場に伝達した後、神事で柏原支店長が謝辞を述べた。
湯野上BPは会津若松市から南会津町までの会津縦貫南道路(計画延長約50km)の一部。3号トンネルは同BPトンネル工事の初弾。入札では東北地整管内で初の新技術導入促進Ⅱ型試行対象案件となった。下郷町白岩地内。