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2021.10.20

完成前の橋に寄せ書き/高地原橋で矢祭小児童

県南建設事務所は18日、矢祭町の高地原橋災害復旧工事現場で小学生を対象にした現場見学会を開き、建設業の重要性や魅力を伝えた。
現場見学を通して建設業への興味や関心を高め、将来の建設業を担う人材育成を図ろうと開催。令和元年東日本台風で被災した同橋の復旧工事現場で実施し、施工者の矢田工業、藤田建設工業が協力した。
矢祭小学校の5年生45人が参加。佐藤岳晴県南建設事務所主幹兼企画管理部長が「実際の工事現場の見学を通して、誇りを持って働く姿や建設業の面白さを感じてほしい」とあいさつした。熊澤栄二同事務所道路課長は被災当時の様子を踏まえながら復旧状況などを説明した。
児童らは完成前の橋床版にイラストやメッセージなどを寄せ書きしたほか①重機搭乗②測量機器③施工現場見学―の体験などをし、最後にドローンで記念撮影した。
東日本台風による増水で流失した同橋の本橋復旧工事。再建する新橋梁は橋長67.4m×幅員4.5m(上部工形式=鋼2径間連続鈑桁)で上部工は矢田工業、下部工は藤田建設工業の施工。今年度末の完成を予定している。


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