福島建設工業新聞社

南会津建設事務所は26日、南会津町の田島除雪ステーションで除雪機械始動式を行い、冬期間の安全な道路環境の確保と、無事故による除雪作業の完了を誓った。
同事務所職員や業務を受託する五十嵐建設、三立土建、久米工業、渡部工務所、東邦土建工業、南総建の代表者やオペレータら約30人が出席した。式に先立って行われた安全祈願祭では大竹和彦同事務所長らが玉ぐしをささげ作業の安全を祈った。
始動式では大竹所長が「大雪時の昼夜を問わない出動に感謝している。安全第一に無事故の作業をお願いしたい」とあいさつ。除雪運転者を代表して南総建の石塚尚貴さんが決意表明した。
運転手による除雪機械の点検、大竹所長や受託会社の代表者らによる巡検で異常の無いことを確認すると、運転手は順次機械を始動させた。
同日、山口土木事務所も南会津町の同事務所車庫で除雪機械始動式を行った。事務所職員や業務を受託する永洸建設、南総建、南会西部建設コーポレーション、吉野建設、伊南川建材、伊南川商事、新井組、舘岩工務所、山星建設の代表者や運転手など約20人が出席した。
佐藤勇雄所長は「地域住民の安心安全のために除雪作業は重要。新型コロナウイルス感染対策も万全に安全な作業をしてほしい」とあいさつ。運転手を代表し永洸建設の新国善紀さんが決意表明した。運転手による点検、佐藤所長らによる巡検を行い、冬期の出動に備えた。
式に先立ち受託業者主催による安全祈願祭を行い、無事故での除雪完了を祈った。