福島建設工業新聞社

郡山市は1日、市役所正庁で今年度優良建設工事表彰式を行った。受賞12社の代表者や現場代理人らに賞状と記念品を贈り、各社の無事故で優れた工事完了への尽力と高い施工技術等をたたえ、晴れの栄誉を顕彰した。
約40人が出席。品川萬里市長は「地域の守り手として、市民生活の安全・安心確保、建設業振興に尽力いただき感謝する。今後も技術向上、担い手の育成などに努め、業界の模範となる事業者として引き続き、市勢伸展に協力してほしい」とあいさつし、受賞者らに表彰状等を手渡した。
塩田義智市議会議長が祝辞を寄せた。受賞者を代表して成田昌彦郡山電機製作所社長が「われわれは社会資本の整備などを通して、微力ながら地域社会への貢献に努めている。今後も業者にとって最優先である安全第一を基本に、知識と技術の研さんを図り、適正な施工で市勢発展に寄与していく」と謝辞を述べた。
今年度の市優良建設工事表彰では、2020年度に竣工した契約金額1000万円以上の工事224件の中から、特に優れた施工技術、品質管理、安全管理、地域貢献などに十分留意し、優秀な実績を残した12件の工事が選ばれた。
各受賞工事・会社を紹介するパネル展示は、12日まで市役所本庁舎1階正面玄関ホールで実施中。