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2021.11.05

県建協の建女会が体験型実習

県建設業協会の女性部会・ふくしま建女会(横山眞由美代表幹事)は、宮城県多賀城市の東北地方整備局東北技術事務所で研修‌を行い、体験型土木構造物実習施設を利用してコンクリート構造物等の施工管理に関する技術力の向上を図った。
建女会幹事ら12人が参加。東北技術事務所が行政・民間技術者向けに実施する体験型研修のうち①コンクリートⅠ(不適切施工)②同Ⅱ(表層品質と耐久性)③橋梁上部工(鋼・PC橋)④擁壁工・土留工―の4コースを受講した。
参加者は福士勝仁同事務所維持管理技術課技術情報管理官から施設概要等について説明を受けた後、実物大で製作された各種構造物で実習を行った。同事務所の島村一品質調査課指導員、田村仁維持管理技術課専門職が講師を務めた。
コンクリート構造物の研修では、橋梁下部工などに再現された施工不良個所を見学しながら発生原因や防止方法、施工の違いによる表層品質や耐久性への影響を学習。震災や塩害等で使用不能となった橋梁上部工を例に、橋梁の型式や劣化損傷状況なども確認した。
建女会は、同協会の女性技術者らで2018年度に設立。建設業のイメージアップや担い手確保に女性目線で取り組み、男女とも活躍できる環境づくりを目指しており、今年度は幹事11人体制で活動している。


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