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2021.11.12

若松の合材工場を高校生が見学

県アスファルト合材協会(小野太成会長)は9日、県建設業協会が実施している高校生インターンシップと連携し、会津若松市内の合材工場2カ所で見学会を開いた。インターンシップでの見学会は、合材協会が今回初めて企画したもので、今年度の会津地区での開催を踏まえ、全県的な活動に展開したい考え。
インターンシップに参加している県立喜多方桐桜高校の建設課2年生10人が各工場を訪れた。会津若松市門田町の若松アスコンの工場には、東北入谷まちづくり建設、弓田建設、秋山ユアビス建設が受け入れた6人、同市河東町の会津中央アスコンの工場には共立土建、マルト建設が受け入れた4人が参加した。
若松アスコンの見学会では、小野会長が「アスファルト合材は、高校生には聞き慣れない言葉だと思うが、建設業を支える大切な仕事の一つ。少しでも興味を持ち、理解を深めてほしい」とあいさつした。
座学では中野忠将工場長が舗装の構成や施工の手順、使用する重機などを説明。アスファルトの性質、混合物の種類や特徴、再生骨材の製造についても解説した。生徒らは工場内のアスファルトプラントや破砕設備などを見学したほか、骨材等の資材について担当者から説明を受けた。アスファルト合材の練り落としも体験した。


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