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2021.12.01

出場選手が活躍誓う/技能五輪全国大会結団式

17~20日に東京都で開かれる第59回技能五輪全国大会の本県選手団結団式が30日、福島市の杉妻会館で行われ、根本克実さん(ユアテック、電工)、菊地美空さん(県立テクノアカデミー会津、冷凍空調技術)ら6職種の選手11人が活躍を誓った。
青年技能者(23歳以下)が技能レベル日本一を競う大会で、ものづくり産業を担う技能者の育成と技能尊重の機運醸成を図ろうと開いている。一部職種では、2022年10月に中国・上海で開かれる国際大会への派遣選手選考会も兼ねる。
今年度は東京ビッグサイトをメイン会場に、42職種約1000人が技を競い合う。本県は6職種11人の選手を派遣する。厚生労働省、中央職業能力開発協会、東京都の主催。文部科学省、経済産業省、国土交通省、各都道府県などの後援。
結団式には井出孝利副知事、佐藤政隆県議会副議長ら来賓と選手、選手団役員、関係団体代表が出席。福井邦顯県職業能力開発協会長が「全国から選び抜かれた青年技能者が競い合う歴史と伝統ある大会。県代表としての自覚を持ち、先輩に続き好成績を収めてほしい。活躍が若者の目標や励みとなることを願う」とあいさつした。
井出副知事が選手団長の大戸邦男同協会副会長に県旗を手渡し、福井会長が選手代表に記念メダルと激励金を贈呈。井出副知事が「県産業を支える技能者として誇りを胸に、これまでの鍛錬の成果を存分に発揮してほしい」と激励し、工場電気設備競技に参加する渡辺聖輝さん(IHI)が選手宣誓した。


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