福島建設工業新聞社

郡山市の今年度除雪機械出動式は30日、市役所本庁舎正面で行われた。
関係者約40人が出席。品川萬里市長が「雪が降れば農業は助かるが道路は困る。車での移動が多い市民にとって、除雪作業は生活のあらゆる面で重要だ」とあいさつした。
除雪従事者を代表して佐藤彰宏共立社社長が「安全に配慮し、交通事故の無いように除雪作業を行う。地域の皆様が安心して通勤、通学できるよう取り組む」と安全運転への決意表明を行った。
除雪ドーザ2台とパトロールカーに運転手が搭乗し、動作点検を行った。確認後、品川市長が除雪車出発の号令を発し、3台は市役所を出発した。
今年度の除雪作業委託期間は12月1日(湖南地区のみ11月15日)～2022年3月31日。市道全延長3282km(8971路線)のうち対象は1212.1km(1661路線)で、除雪作業業務委託契約者79者が作業を行う。