福島建設工業新聞社

県建設室内工事業協会(田村哲朗会長)と同協会技能検定運営委員会(久保田保委員長)は18日、郡山市の郡山ビューホテルで、今年度技能検定合格者12人への記念品伝達式を行った。
資格取得の重要性の周知や技能者のレベルアップを目的に行っている。合格者など約30人が出席。田村会長が「2級合格者は1級を目指し、1級合格者は一層の技術研さんに励んで、後継者の育成や技術力の向上を図ってほしい」とあいさつした。
来賓の有馬正県職業能力開発協会専務理事兼事務局長は「合格は努力のたまもの。今後も技能の鍛錬に励んでほしい」と述べ、佐藤善彦顧問は「登録基幹技能者を目指すとともに、若手の入職者が増えるよう業界の魅力発信などにも取り組みを願う」とあいさつした。
野地正同協会技能士会副会長が祝辞を寄せ、合格者に記念品を手渡した。合格者を代表して田村建材の芳賀博直さんが「内装施工技術の向上に努め、各施工現場の品質管理、レベルアップを図る。後継者育成や協会発展への努力を続ける」と謝辞を述べた。
合格者は次の通り。
▽1級鋼製下地工事作業=鈴木秀明(田村建材)佐藤僚、大和田勝美(日東物産)菅原重正(丸とワーク)芳賀博直、坂和利幸(田村建材)佐藤利光(村上建材産業)草野司(高橋工業)▽1級ボード仕上げ工事作業=久保田智宏(久保田建装)有我朋也、遠藤隼人(二建装業)石澤渉(高橋工業)