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2024.10.04

県溶接技術競技会の入賞者を表彰

第69回県溶接技術競技会の表彰式が2日、福島市のホテル福島グリーンパレスで行われ、最優秀・県知事賞の笹川暁弘さん(東開工業)、國分圭佑さん(同)、福島建設工業新聞社長賞の國島克樹さん(福島製作所)ら各賞の入賞者に表彰状と記念のトロフィー、盾が授与された。
技術者のスキル向上と後継の育成、技能継承を図り、産業界の発展につなげようと県溶接協会が13市の共催、福島建設工業新聞社などの後援で例年開いている大会。今年度はアーク溶接部門12人、半自動溶接部門41人、県独自のティグ溶接部門17人の計70人が参加し、36人が入賞を果たした。
高野次郎県溶接協会長があいさつで「前回から受賞者に占める30歳以下の割合が増加し、若手技術者の活躍が続いている。課題変更から4年が経過し、アーク溶接部門では最高得点が大きく更新されるなど、課題研究の成果も見られた。さらなる高みを目指すとともに、後進の育成に励んでほしい」と受賞者をたたえた。
鈴木茂和審査委員長が審査の経過、結果を講評。吉田淳県商工労働部産業人材育成課長、川崎聡福島職業能力開発促進センター所長が祝辞を寄せた。
受賞者を代表し、國分さんが「日本の溶接技術は世界をリードし、経済を支える重要な基盤技術であり、継続的に継承することはわれわれの使命。今後も技術の研さんに努め、産業界の発展に貢献する」と謝辞を述べた。
最優秀賞の2人は26、27日に高知県で開かれる全国大会に県代表として出場する。


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