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2025.03.12

早期復興願い梯子乗り等披露/県鳶連

県鳶土木工業連合会(塩水義勝会長)は8日、南相馬市原町区のホテルラフィーヌで第57回定例総会を開き、働き方改革と週休2日制の対応などを盛り込んだ事業計画を決めた。
会員約40人が出席。塩水会長が「阪神淡路大震災から30年が経過した神戸市は力強くよみがえった。ふくしまの復興は課題が山積しているが、全会員が結集して復興の力になっていきたい」とあいさつした。
重点事業として経営合理化・技術習得のための研修・講習会の開催、現場安全パトロール、後継者育成や担い手確保と働き方改革、週休2日制への取り組み強化、災害発生時の各機関と連携したボランティア活動の実施などを決めた。
総会終了後、ホテルラフィーヌ原ノ町駅前駐車場で、福島、郡山、会津、須賀川、いわき、相双各支部から選ばれた7人の若鳶が原発事故からの早期復興を願い、梯子乗りと刺叉(さすまた)乗りを披露した。刺叉乗りは、江戸時代に町火消が延焼防止のための家屋破壊道具「刺叉」を使った演技で現在、全国で福島、千葉、東京の3都県の鳶だけが披露している。


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