福島建設工業新聞社

県さく井技術協会(須藤和徳会長)は6日、石川町の八幡屋で鉄鋼材料に関する講演会‌=写真=​を開いた。参加者は、材料の種類や製造過程について学び、特徴や性質について理解を深めた。
協会員ら約30人が受講。須藤会長があいさつした。緒方龍二日鉄住金テクノロジー北関東営業所長と板垣次男富士商事取締役会長が講師を務め、「鉄鋼材料の製造―電縫管の製造と評価・溶接について」をテーマに講演した。
国際的な鉄鋼生産の推移・特徴について解説し、日本の鉄鋼メーカーは高品質、高機能化で外国と差別化を図っていると述べた。また原料から製品出荷までの過程、鉄鋼材料の分類などについて説明した。
講演後、毎年恒例の新年会と合わせて、昨年受賞した厚生労働大臣表彰(技能検定関係優良団体)の祝賀会を開催した。
参加者らは、受賞を喜ぶとともに、今年一年のさらなる飛躍を誓い合った。