福島建設工業新聞社

環境省福島地方環境事務所は24日、福島市の同事務所で優良業務(補償関係コンサルタント)の表彰式を行い、建設相互測地社(郡山市、安孫子健一社長)など28者を表彰した。
中間貯蔵施設設置に伴う補償関係の優良業務表彰は今回2回目。今年度表彰では、業務を委託している日本補償コンサルタント復興支援協会の会員で、28年度に業務を行った延べ163者のうち、特に優秀だった延べ28者を表彰した。
室石泰弘所長が受賞者一人ひとりに賞状を手渡した後、あいさつで「中間貯蔵施設整備は、福島の復興を一刻も早く進めるために欠かせない事業。一日も早い完成が望まれているが、まだ道半ばだ。早期完成に向けて、用地補償業務の専門家集団である協会の果たす役割は大きい」と期待感を示したほか、「受賞者の情報は国土交通省の各地方整備局に提供し、今後の励みになるようにする」と話した。
同協会の賢木新悦副会長が「業務を開始してから3年半が経過したが、30年度が大きなヤマ場と認識している。経験と実績を基に努力を重ね、満足いただける業務の遂行に一丸となってまい進する」と謝辞を述べた。
受賞者は次の通り。
◆‌用地総合支援業務​=関東地域づくり協会(埼玉県)建匠コンサルタント(佐賀県)補償セミナリー(北海道)新日(愛知県)徳島総合コンサルタント(徳島県)長嶋補償コンサルタント(大分県)タカダ(大阪府)◆‌土地建物等調査業務​=関東地域づくり協会、建設相互測地社、ホカゾノ設計(栃木県)横打(千葉県)二葉補償リサーチ(東京都)鈴木測量(千葉県)桑折コンサルタント(宮城県)新和コンサルタント(福岡県)協和補償コンサルタント(群馬県)日測(千葉県)アルゴス(新潟県)タカダ、新日、用地補償システムズ(千葉県)◆‌用地補償説明業務​=日昌測量設計(栃木県)関東地域づくり協会、東光測建(神奈川県)桑折コンサルタント、コクドリサーチ(東京都)横打、三陽用地(茨城県)