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2018.07.04

樹木管理方法など学ぶ/南湖公園と小峰城跡で研修/県造園建設協

県造園建設業協会(諸井道雄会長)は29日、白河市の国指定史跡・南湖公園「翠楽苑」で今年度1回目の庭園研修会を開き、樹木等の管理と知識習得を図った。
白河藩主松平定信が江戸時代後期に築造した南湖公園は、アカマツ、カエデ、サクラなどが生え観光の名所だが、松の赤枯れや大径木の衰退などが進んでいる。
樹木医でもある熊田委員長は、アカマツの性質・特長と、それに適した管理方法を述べ、松枯れの原因となるマツノザイセンチュウを麻痺させ松の中で移動・増殖を防ぐ薬液注入の注意点を説明した。
市内郭内地内の国指定史跡・小峰城跡に移動し、城郭を支える石垣の復旧工事現場を視察。石積工の種類など構造を学んだ。


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