トピックス

2018.08.02

県建築士会青年委員会/建築士の仕事、子供に伝える

「建築士と一緒につくるお菓子の家づくり教室」は29日、郡山市喜久田町の南東北総合卸センターで開かれ、子どもたちが自由な発想で、お菓子を使った家づくりに取り組んだ。
県建築士会青年委員会の主催。身近な菓子を使った家づくりを通して、モノづくりの楽しさを実感し「建築確認申請」から「竣工検査」まで住宅建築のシステムについて理解するとともに、住宅建築に興味や関心を抱き、一人でも多くの子どもたちが「建築士」を目指す夢を持ってほしいと今回初めて企画した。
参加料は1人1000円(材料代)で、喜久田、片平、安子ヶ島、富田西、熱海の市内西部の5小学校から親子連れ10組21人が参加。初めに工藤委員長が「お菓子の家を楽しくつくりながら、建築士の仕事も知ってください」とあいさつ。ビブスを着用した青年委員会のメンバーが講師と、建築確認や竣工検査を行う役所係を務めた。
材料の菓子は「構造材」が板チョコ、「外壁材」はクッキー、「屋根材」は細長チョコや粒チョコ、「煙突」はチョコ棒などを基本に、まず子どもたちが申請書に絵を描いてイメージを固め役所係の建築士に書類を提出。確認済みのハンコをもらってから家づくりに取り組んだ。
コテージやログハウス風から3階建てや五重塔風、「ペットの部屋もほしい」と大家族型、屋根に太陽光パネルに似せた板チョコを載せた今風の環境配慮型住宅まで、子どもたちの豊かなアイデアで色とりどりの夢あふれる作品が出来上がった。


ニュース一覧

トピックス

ニュース一覧