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2018.10.25

第43回県林業祭/模擬上棟式などでにぎわう

第43回県林業祭は20・21日、郡山市の県林業研究センターなどを会場に開かれ、多くの家族連れなどでにぎわった。約90のブース、見学・体験コーナーが設けられ、来場者は模擬上棟式など多彩なイベントも楽しみながら、本県林業への理解を深めた。
県と木材・森林関係団体等で構成する県林業祭実行委員会の主催。県林業会館が協賛した。
県木材協同組合連合会が展示した県産材モデル住宅では、模擬上棟式が行われた。今年も増子建築工業の増子則雄社長が棟梁役として協力した。同会の木工工作教室体験ブースでは、多くの来場者が木製いすの作製を楽しんだ。
初参加となった藤田建設工業は、木造ユニットハウス「Hurryうっど」を展示。シーズは奥久慈ペレットなど国産材100%のペレットやチップを展示・販売した。
このほか県林業振興課、県森林保全課、県森林計画課、県森林整備課、アメリカ屋ほか、県都市公園・緑化協会、県森林・林業・緑化協会、東日本コベルコ建機、コマツ福島、福島森林管理署など多数の団体・企業などが出展。復興に向けた取り組み紹介や、県産林産物のPR・販売・展示、盛りだくさんのイベント企画で会場を盛り上げた。
森林・林業の重要性や本県林業の姿を理解してもらい、緑豊かな県土と活力ある森林・林業・木材産業づくりを進めることを目的に毎年、開催している。今回も震災や原発事故により甚大な被害を受けている本県林業に希望や元気を取り戻し、県民一体となった復興を目指すため開催した。
※多くの人でにぎわう木工工作教室


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