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2018.11.05

東白川郡産材活用し森林組合が新事務所

東白川郡森林組合事務所新築現場の構造見学会が31日に行われ、木構造建築の可能性をアピールした。
同組合は、東白川郡産材を使用して新事務所(W造2階建て延べ268・3平方㍍)を現在地に建て替え、木材構造の魅力を「見て」「触れて」全国に発信できる広告塔に活用する意向。藤田建設工業が建築・電気・機械設備一括で施工し12月25日の完成を予定。
設計・監理の辺見美津男設計室は、特長に①建物の背骨となるダブルトラス②広く開放的な事務室を実現するLVL(単板積層材)の垂木構造③吊り構造の2階床(大会議室に活用)④CLTによる深い軒先(1・8㍍)とケラバ(1㍍)実現―の4ポイントを挙げた。邉見啓明辺見美津男設計室専務取締役と、構造設計を担当する村田龍馬設計所の村田龍馬代表が説明に当たった。松房政彦県南農林事務所長、前田洋同事務所森林林業部長、県森林組合連合会、県北森林組合、東白川郡の町村担当者ら約35人が参加した。


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