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2018.11.21

技能磨き産業発展に貢献/促進大会で県の名工表彰

県職業能力開発促進大会は19日、福島市のエルティで開いた。県卓越技能者(県版現代の名工)や職業能力開発関係功労者らに表彰、感謝状を授与。ものづくり技能の研さん、振興と後継育成への功績をたたえるとともに、その使命を改めて認識した。
職業能力開発や技能評価の重要性に対する社会的認識を高めようと、県と県職業能力開発協会、県技能士会連合会の主催で開いている大会。受賞者、関係者ら約120人が参加した。
鈴木正晃副知事が受賞者に対し「各分野で長年、技能を磨き上げ、後進の育成や技能向上に多大な貢献をしてきたもの。引き続き技術、技能の一層の向上と継承に力を尽くしてほしい」と呼びかけた。
来賓の矢吹貢一県議会商労文教委員長、菊地芳夫県名工会長が「本県復興・再生の流れをより確かなものにしていくためには、産業を支える人材の育成が不可欠。今後とも、技能の研さんと後進の指導育成に一層の尽力を願いたい」と祝辞を述べた。
受賞者を代表して県名工の佐藤清伍さん(大工)が「今後も精進に努め、本県産業発展に全力を傾ける」と謝辞を述べた。
大会第2部は、小松製作所生産本部郡山工場総務部技能トレーニングセンタ工師正の露木輝氏が「コマツグループの技能向上への取り組みと今後の展望」と題して記念講演した。


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