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2018.12.11

農業再生・南相馬太田地区大型ほ場が本格着工

相双管内で県が実施する復興基盤総合整備事業・太田地区の大型ほ場整備が本格着工した。19・4㌶の水水田地帯を対象に、道路、用用排水路整備などを行って耕地の集約化を図る。7日に南相馬市原町区下太田地内の現地で安全祈願祭が行われた。
同地区は、農業用施設を管理する地域農業者が減少し、適切な維持管理が不可能となったことで劣化、機能低下が進んでいる。農業の振興を図るため、ほ場の大区画化や担い手への農用地利用の集積等により農村地域の復興を目指す。
事業は下太田、牛来、中太田、上太田地内の19・4㌶を対象に地均工、支線道路工、用排水路工などを実施する。工期は32年3月31日。施工は関場・高橋特定JV。
祈願祭には地元行政区長、県、南相馬市の関係者ら約70人が出席。今泉耕治相双農林事務所長、門馬和夫南相馬市長、渡辺一成南相馬土地改良区理事長、関場啓関場建設社長らがクワ入れし、工事の安全と早期完成を祈願した。
今泉所長は「質の高い基盤整備を完成させ、農業再生のモデルとなることを期待する」とあいさつ。関場社長が「安全第一に、良質な施工を進めていく」と謝辞を述べた。


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