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2018.12.27
いわき市田人・才鉢トンネルが起工
主要地方道いわき石川線・才鉢工区に整備する才鉢トンネル(仮称)掘削工事の安全祈願祭は25日、いわき市田人町石住地内の建設地で行われ、関係者約50人が出席して工事の安全を祈った。
いわき石川線は、小名浜港と中通りの復興拠点を結ぶ物流路線および地域の生活道路、また災害時の緊急輸送路として、第3次県復興計画の地域連携道路に位置付けられている。
才鉢工区は落石危険個所が多数存在し、東日本大震災の余震では大規模な地滑りが発生して約5カ月間通行止めとなるなど、指定路線としての機能が保てなかったことから、緊急輸送路の機能強化と、大型車等が安全に対面できる幅員を確保するなど、災害に強い道づくりに向けたバイパス化整備を推進している。全体延長3180㍍(一般部幅員6・5㍍/9㍍、構造部全幅員7・5㍍)は28年度に1工区、29年度に2、3工区とトンネルの工事に着手した。主要構造物は橋梁7橋とトンネル1カ所。30年代前半の完成を目指す。
才鉢トンネルは延長663㍍で、NATM工法と補助工法・AGFなどを用いて施工する。施工は福浜大一建設・常磐開発・クレハ錦建設の共同企業体。
神事では諏江勇いわき建設事務所長、高坂宏哉同事業部長、佐藤毅福浜大一建設社長がクワを入れし、諏江所長、佐藤社長、高木純一常磐開発社長、木田淳クレハ錦建設社長が玉ぐしをささげて工事の安全を祈った。
諏江所長が「新たな工事となるトンネルが起工することは復興への大きな弾み。施工者には高度な技術力を十分に発揮するとともに、無事故での完成をお願いしたい」とあいさつ。佐藤社長が「発注者、施工者が一体となって効率よく施工を進めたい。無事故の施工を心掛けたい」と決意を表明した。
いわき石川線は、小名浜港と中通りの復興拠点を結ぶ物流路線および地域の生活道路、また災害時の緊急輸送路として、第3次県復興計画の地域連携道路に位置付けられている。
才鉢工区は落石危険個所が多数存在し、東日本大震災の余震では大規模な地滑りが発生して約5カ月間通行止めとなるなど、指定路線としての機能が保てなかったことから、緊急輸送路の機能強化と、大型車等が安全に対面できる幅員を確保するなど、災害に強い道づくりに向けたバイパス化整備を推進している。全体延長3180㍍(一般部幅員6・5㍍/9㍍、構造部全幅員7・5㍍)は28年度に1工区、29年度に2、3工区とトンネルの工事に着手した。主要構造物は橋梁7橋とトンネル1カ所。30年代前半の完成を目指す。
才鉢トンネルは延長663㍍で、NATM工法と補助工法・AGFなどを用いて施工する。施工は福浜大一建設・常磐開発・クレハ錦建設の共同企業体。
神事では諏江勇いわき建設事務所長、高坂宏哉同事業部長、佐藤毅福浜大一建設社長がクワを入れし、諏江所長、佐藤社長、高木純一常磐開発社長、木田淳クレハ錦建設社長が玉ぐしをささげて工事の安全を祈った。
諏江所長が「新たな工事となるトンネルが起工することは復興への大きな弾み。施工者には高度な技術力を十分に発揮するとともに、無事故での完成をお願いしたい」とあいさつ。佐藤社長が「発注者、施工者が一体となって効率よく施工を進めたい。無事故の施工を心掛けたい」と決意を表明した。
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