福島建設工業新聞社

地方自治や産業振興など各界の功労者に対する知事表彰式‌​が16日、福島市の杉妻会館で行われた。
5月3日の憲法記念日にちなんで、さまざまな分野で顕著な功績を上げた個人、団体を表彰している。今年度の受賞者は57人1団体、一人ひとりに内堀知事から表彰状が手渡された。
建設産業関係では、県電気工事工業組合副理事長の青田純氏、県宅地建物取引業協会副会長の森惣兵衛氏が建設産業功労、県農林種苗農業協同組合代表理事組合長で元県造園建設業協会理事の野尻榮一氏が林業功労表彰を受賞。商工功労により、白河商工会議所副会頭の鈴木俊雄氏、伊達市商工会長で県商工会議所連合会副会長の渡邊武氏が表彰を受けた。
式では内堀知事が「幾多の苦労や困難を乗り越え、各分野の大きな功績により本県を発展へと導いた県民のかがみ」と受賞者をたたえ、「着実に進展する震災からの復興を後押しし、新産業の振興や地場産業の活性化、山積する課題解決に向け、その豊かな経験と優れた識見で引き続き力添えを願いたい」と訴えかけた。