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2019.05.27

今年度整備予算は国・県計184億/小名浜港促成会総会で

小名浜港の今年度港湾整備予算は国、県事業を合わせて184億6559万円(前年比22・9%増)となった。国事業では東港関連で耐震岸壁(水深16㍍)の桟橋上部工、護岸工(消波工)を行う。今年度事業費は国30億1000万円。県事業は前年比約2倍となる153億9959万円で東港の本格整備を推進する。
23日にいわき市小名浜住吉のカルチェ・ド・シャン・ブリアンで開かれた小名浜港整備促進期成同盟会(会長=清水敏男いわき市長)の総会‌​の席上、国、県が明らかにした。
促成会の総会には関係者約60人が出席。清水会長が「市と地域経済の振興に向けて、引き続き要望活動を推進する」とあいさつ。高萩俊県港湾課長は祝辞の中で「広域物流、東日本全体のエネルギー拠点として2020年度の供用を目指して整備を進めている。国際物流ターミナルとして地域の賑わい創出につながってほしい」と述べた。鈴木智県議会議員、菅波健いわき市議会議長が祝辞を寄せた。
今年度港湾整備事業概要は次の通り。
◆国土交通省▽東港①岸壁(水深16㍍・耐震)=上部工②護岸(防波)=消波工◆県▽三崎防波堤(港湾事業)=防波堤工▽3号ふ頭(同)=緑地整備▽東港地区①広域資源活用護岸=護岸工②港湾改修事業=ふ頭保安施設③ふ頭埋立造成=護岸工、埋立工④同=野積場地盤改良工⑤荷役機械建造費=荷役機械整備工


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