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2019.06.03

防災、減災対策を推進/県中・県南・会津国道協議会

県中・県南・会津地区国道協議会(会長=品川萬里郡山市長)は27日、郡山市役所で今年度総会を開き、老朽化対策および国土強靭化のための防災・減災対策の推進などを盛り込んだ総会決議を採択した。
東北地方整備局の田中誠柳道路部道路調査官、赤森充郡山国道事務所長、益子公司県中、加藤保浩県南、矢内誠一郎会津、宗像誠也南会津各建設事務所長、瓜生健光喜多方建設事務所主幹兼企画管理部長ら来賓と会員30市町村の首長ら合わせて約60人が出席した。品川会長が「非常時の緊急道路として利用するため保全、管理にもしっかり取り組んでいく」とあいさつ。田中調査官が「来年度予算でも復興加速化、道路ネットワーク、老朽化対策を着実に進めていく。地域の課題を伝えてほしい」と祝辞。益子所長も「連携して将来を見据えた道路網整備を進めていきたい」と述べた。
道路愛護活動団体で同協議会表彰に選ばれた前田地区フラワーロード(郡山市富久山町、新田英一代表)に表彰状を贈った。10年以上にわたって地域の道路の植樹帯に四季の花を植樹し、地域住民や道路利用者の名所となっている。
国や県への要望活動など事業計画を決め、①復旧・復興事業の推進と十分な予算確保②風評被害を払拭するための道路の整備推進③災害に強く地域経済の好循環のための道路ネットワーク等の整備推進④道路ストックの老朽化対策と国土強靭化を実現するための防災・減災対策の充実⑤地域の暮らしを守る道路予算の確保を柱とした総会決議を全会一致で採択した。
赤森所長が管内の今年度主要事業を説明した。4号鏡石拡幅は年度内に終点側2・3㌔を開通、矢吹・鏡石道路についても早期の新規事業化を目指して調査を推進させていく方針を示した。


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