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2019.06.05

事故の怖さを体感/県南電気協組が新入社員向け研修

県南電気工事協同組合(佐藤一喜理事長)は5月31日、郡山市日和田町の東北電力日和田訓練所で新入社員らを対象にした体験型研修、技能訓練を行った。
同組合技術委員会の主催、東北電力郡山電力センター配電技術サービス課の協力。現場経験の浅い新入社員が対象で、工事作業中に起こりやすい「墜落」や「感電」などの労災事故を疑似体験することで、安全装備や基本動作、作業手順の重要性を確認し、労働災害防止と施工品質向上につなげようと毎年行っている。
18歳から48歳までの新入社員や現場経験1年未満の社員20人が参加。開講式では諸橋一久副理事長兼技術委員長が「現場の事故が多発傾向にある。訓練を通して電気の怖さを経験し、あすからの現場作業に生かしてほしい」と訓示した。
参加者は墜落、感電、電線の過電流遮断、短絡、中性線欠相、梯子・脚立倒壊、高所作業車を使った宙吊りなどを体験した。墜落体験では胴綱と補助ロープ、汗をかきやすい夏場に多い感電では、手袋など安全装備の重要性と事故防止のポイントなどについて再確認した。


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