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2019.06.05

災害公営住宅が本格着工/飯舘村大師堂団地

飯舘村が住民帰還を加速させるため整備する災害公営住宅「大師堂住宅団地」の安全祈願祭が3日、草野字大師堂地内の現地で行われた。
同団地は、県が二本松市に整備した仮設住宅を、村内の草野字大師堂地内、草野小学校に隣接する村有地約7000平方㍍に移築し、公営住宅として再整備する。
建物はいずれもW造平屋で、1LDK(34・02平方㍍)4戸、同(36・45平方㍍)2戸、同(38・07平方㍍)2戸、2LDK(43・61平方㍍)2戸、同(47・79平方㍍)2戸を整備する。駐車場は住宅専用20台、来客用4台分を設ける。工期は2020年3月31日を予定している。実施設計ははりゅうウッドスタジオ、施工は関場建設。
祈願祭には関係者約30人が出席した。菅野典雄村長、滑田祟志はりゅうウッドスタジオ社長、関場啓関場建設社長らがクワ入れし、栗本聡復興庁復興推進官、菅野新一村議会議長らが玉ぐしをささげて工事の安全を願うとともに、事業の本格着工を祝った。
菅野村長が「村民の今後の生活を守ることが最優先。無事故で完成に至ることを願う」とあいさつ。高橋祐一村建設課長が工事概要を説明した。


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