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2019.06.17

300人集い郡山で大会/東北職能開発協会

「東北の未来を支える人材育成」を大会テーマに、第51回東北職業能力開発促進大会は13日、郡山市の郡山ビューホテルアネックスで開かれ、職業訓練などの功労者を表彰。若者が自ら技能者を目指し、誇りを持って働ける社会の構築を旨とした大会宣言を採択した。
東北職業能力開発協会(会長=福井邦顯県職業能力開発協会長)の主催で、東北6県から関係者約300人が出席した。
福井会長が「若者の技能者離れが進んでいるが、新時代が幕を開けた今こそ、令和の時代の改革者となる若者たちが夢と希望を抱き、誇りを持って働くことができる環境をつくり上げていく。東北の未来を支えるため、ものづくりの魅力と素晴らしさを伝えていきたい」とあいさつした。
職業訓練と技能検定で各業界の技能の向上、継承に力を尽くした各県6人の功労者を表彰。来賓の品川萬里郡山市長が「若者に働く姿、技を伝え、世界に羽ばたく人材養成を期待している」と歓迎の言葉を送り、毛利正厚生労働省人材開発統括官付参事官、鈴木正晃副知事、柳沼純子県議会副議長、川口秀人中央職業能力開発協会総務部長が祝辞を述べた。
大会宣言に続き、大平哲也県立医科大学主任教授が「笑いと健康」と題して記念講演した。次期開催は秋田県。
本県関係の表彰受賞者は次の通り。
▽職業訓練=草野坦(いわき職業訓練協会)室井満昭(会津職業訓練協会)▽技能検定=沼木修一(沼木ガラス・サッシ)大竹康之(会津オリンパス)佐久間一美(キタシバ技研)喜古和彦(二見屋工業)


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