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2019.06.17

建設業への関心広がる/相馬福島道路で高校生見学会

県建設業協会は12日、伊達市保原町富沢地内の東北中央自動車道工事現場で、県立喜多方桐桜高校生徒33人を対象に、工事現場見学会を開いた。
東北地方整備局福島河川国道事務所と、相馬福島道路の東根川橋上部工を施工する清水建設、柱田地区トンネルを施工する五洋建設が協力した。
福島河川国道事務所工務第2課の原田晃計画係長は「救急搬送の速達性向上や、一層の人口交流活発化が図られる」と整備効果を説明。清水建設の藤井彰作業所長、五洋建設の壹岐智成工事所長が工事の概要を解説した。
生徒たちは、橋梁の特徴であるPCケーブルに直接触れ、積極的に質問するなど、建設業への理解を深めた。生徒代表は「建設業界へ興味が広がった。今回の学びを生かし、進路を考えたい」と感謝の言葉を述べた。
この後、桑折高架橋の建設現場も見学した。
仮称・東根川橋はPC3径間連続ラーメン箱桁、橋長236㍍(62・5㍍+110㍍+62・5㍍)×W12・78㍍。上部工工事は2020年7月24日竣工予定。請負金額は13億4200万円(税別)。
柱田地区トンネル工事は、仮称・柱田トンネル301㍍、仮称・富沢トンネル433㍍、道路改良(西沢処分場)を一括して進めている。20年5月22日の完成予定。請負金額33億4990万(税別)。


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