福島建設工業新聞社

県畳工業組合郡山支部(高橋光司支部長)は20日、地域貢献活動の一環として郡山市の生活介護事業所・たいむILで、施設内の畳の表替え奉仕作業を実施した。
高橋支部長ら6人が参加し、同日早朝に1階フロアから畳(合計4畳半分)を搬出。参加者で組合員の吉田畳店内に搬入し、畳の表替えを行った。作業終了後、イ草の香りあふれる4畳半を敷き直した。
高橋支部長は「地域貢献へ約20年続けている奉仕活動。和室や畳離れの昨今、特に若い人たちに新しい畳の感覚に触れる機会を設け、畳に興味を持ってもらい、畳の普及、拡大へとつなげていきたい」と述べた。
今回参加した同支部組合員は、高橋畳店、佐藤畳店、み渡辺畳店、原商店、吉田畳店。また今回の奉仕活動は、問屋である東北畳材から表替えに必要な材料、畳表の寄付を受けて実施した。