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2019.07.19

郡山北工生40人受け入れ/県建協2支部12社

県建設業協会郡山支部(佐藤彰宏支部長)と須賀川支部(横山敦支部長)は9~11日の3日間、県立郡山北工業高校の現場実習(インターンシップ)に協力し、建築科2年の生徒40人(郡山支部=38人、須賀川支部=2人)を実習生として受け入れた。生徒たちは普段は入ることのできない受入12社の現場等での貴重な体験を通して建設業への理解を深めるとともに、今後の進路選択に生かそうと熱心に実習に取り組んだ。
現場実習は、生徒らの職業観を養うとともに、社会人として必要なマナーも身に付けてもらおうと実施している。業界側も生徒たちへの門戸を広げ、建設業に対する関心を高めてもらおうと毎年協力している。今回は男子生徒32人、女子生徒8人が参加した。
オオバ工務店は市川太陽さん、松本萌さん、遊佐幸太さん、吉田祥貴さんら4人を受け入れ、民間の工場や住宅、倉庫建築現場等の現場見学、作業体験実習などに取り組んだ。
清水工業では渡辺晃多さん、日向侑吾さん、渡部颯さんが、民間の店舗や事務所の建築現場実習のほか、プレカット工場や鉄骨工場、型枠など専門工事業者各社の見学を行った。
横山建設では會田翔さん、金澤莉紗子さんが実習を行った。座学を通して裾野の広い建設業界の概要を学んだほか、須賀川市発注の図書館・中央公民館解体、稲田学園プール改築現場の見学等を実施した。
参加した生徒たちは各社担当者らの説明に熱心に聞き入り、メモを取りながら質問するなど積極的な姿勢で実習に臨んだ。男子生徒からは「学校では学べない現場作業は、とても貴重な経験となった」「実習を経て建築関係の仕事に興味が湧いた」「大工を目指しているが、建設業は裾野が広いことが分かり、進路の参考にもなった」などの声が聞かれた。
女子生徒は「現場に女性は少ないが、建設業で頑張っている女性もいると聞く。実習を通して男性に負けないように頑張っていこうと思った」と感想を話してくれた。


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