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2019.08.07
現代の名工が生徒らに溶接技術伝承
県高等学校教育研究会工業部会と県溶接協会(伊藤賢一会長)は5日、郡山市の県立郡山北工業高校で、県内の高校教員、生徒を対象にした溶接技術講習会を開いた。
工業分野における「ものづくり」の基盤的技術とされる溶接技術を若年層へ継承するため、溶接経験の少ない高校教員の溶接技術に対する関心、指導力向上と、毎年12月に行われる県高等学校溶接技術競技会(高校生溶接コンクール)に出場する生徒たちの競技力向上を目的に開いており今年で8年目になる。県内9校から教員11人、7校の生徒26人の合わせて37人が参加した。
開講式では伊藤会長が「ものづくりで溶接技術は基本中の基本。県競技会から全国大会出場を目指して技術力を磨いてください」とあいさつ。会場を提供した郡山北工業高校の荒川俊一教頭も「技術力が向上することで、ものづくりを通した人間教育が一層充実していく」と述べた。
講師は、2010年に溶接分野の卓越技能者として国の「現代の名工」に選ばれた東日本旅客鉄道郡山総合車両センターの浜津修弘氏をリーダーに、同センターの相澤銀河、鈴木一成両氏が務めた。
課題は被覆アークによる溶接「手溶接技能者評価試験A―2F」で、浜津氏が実際に開先処理から仮付と本溶接まで模範作業を実演。作業開始前の工具確認と安全点検、服装と不安全行為などについても説明した。その後は学校ごとに設けられた実習用ブースで実技指導を受けた。
県高等学校溶接技術競技会は12月7日、福島市の福島職業能力開発センターで開かれる。1・2年生の出場選手の中で最高位選手は県代表として次年度に開かれる全国大会に出場する。
参加したのは福島工業、郡山北工業、清陵情報、岩瀬農業、塙工業、小野、平工業、勿来工業、小高産業技術の9校。
工業分野における「ものづくり」の基盤的技術とされる溶接技術を若年層へ継承するため、溶接経験の少ない高校教員の溶接技術に対する関心、指導力向上と、毎年12月に行われる県高等学校溶接技術競技会(高校生溶接コンクール)に出場する生徒たちの競技力向上を目的に開いており今年で8年目になる。県内9校から教員11人、7校の生徒26人の合わせて37人が参加した。
開講式では伊藤会長が「ものづくりで溶接技術は基本中の基本。県競技会から全国大会出場を目指して技術力を磨いてください」とあいさつ。会場を提供した郡山北工業高校の荒川俊一教頭も「技術力が向上することで、ものづくりを通した人間教育が一層充実していく」と述べた。
講師は、2010年に溶接分野の卓越技能者として国の「現代の名工」に選ばれた東日本旅客鉄道郡山総合車両センターの浜津修弘氏をリーダーに、同センターの相澤銀河、鈴木一成両氏が務めた。
課題は被覆アークによる溶接「手溶接技能者評価試験A―2F」で、浜津氏が実際に開先処理から仮付と本溶接まで模範作業を実演。作業開始前の工具確認と安全点検、服装と不安全行為などについても説明した。その後は学校ごとに設けられた実習用ブースで実技指導を受けた。
県高等学校溶接技術競技会は12月7日、福島市の福島職業能力開発センターで開かれる。1・2年生の出場選手の中で最高位選手は県代表として次年度に開かれる全国大会に出場する。
参加したのは福島工業、郡山北工業、清陵情報、岩瀬農業、塙工業、小野、平工業、勿来工業、小高産業技術の9校。
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