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2025.04.25

新規入職者合同研修に73人/県建産連主催

県建設産業団体連合会(建産連、長谷川浩一会長)は22、23日、郡山市のビッグパレットふくしまで今年度建設業新規入職者合同研修会を開いた。加盟団体の会員企業37社73人が参加し、社会人としての心構え、基本的なビジネスマナーなどを学んだ。
企業の人材育成・定着の促進などを目的に2018年度から開いている。同世代の技術・技能者等が集まり交流することで連帯感を醸成し、仕事に対する不安解消にもつなげる。
開講式では高畠亮県建産連常務理事兼事務局長が「元気なあいさつ、チャレンジ精神、報連相の3つを柱に知識と経験を蓄え、知恵に変えることは自分にしかできない。2日間を大事に励んでほしい」とあいさつした。
全国建設産業教育訓練協会・富士教育訓練センターの加賀美武、花輪孝樹両氏が講師を務めた。加賀美氏は「学生時代は横のつながりが多いが、社会人は縦社会となるので相手を敬うことが必要。他社とのやり取りをする中でコミュニケーション力が大切になる。あいさつ、礼儀、言葉使いをしっかり学んでほしい」と前置きし、整理整頓や社会生活における言葉使いなど、基本行動の習慣化と建設現場での不安全行動との関係などを解説した。
講義では①仕事の基本と心構え②あいさつの実践と社会人としてのマナー③建設業と労働安全衛生④プロ意識の確立-を学んだほか、グループディスカッションやスピーチなどを行った。


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