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2019.09.02
増田明美さんが講演/県造協主催、約300人聴講
県造園建設業協会(諸井道雄会長)は29日、福島市のエルティで、スポーツジャーナリストで大阪芸術大学教授の増田明美さんを招いて講演会を開いた。増田さんは「地域スポーツと、緑と花と」と題し、福島の自然文化に触れたエピソードや、2020年のオリンピック・パラリンピック開催に向けた本県への期待などを、ユーモアを交えながら語った。
約300人が出席した。増田さんは11月に福島市で行われる東日本女子駅伝の解説のため毎年本県を訪れている。阿武隈川沿岸をジョギングしながら自然の豊かさを噛み締め、松尾芭蕉の俳句、源融の和歌に詠まれた文知摺地区の歴史に思いを馳せるのが楽しみだと笑顔を見せた。
スポーツに対する姿勢では自身の選手時代の経験を踏まえ、笑顔で練習や本番を楽しむことが大切だと述べた。座右の銘として「知・好・楽」を挙げ、どのような道でも単に知識だけでこなすのではなく、好きで楽しみながら取り組むほうが良い結果につながると説いた。また好成績を収めているスポーツのチームは、練習の様子が笑顔にあふれて朗らかだと紹介した。
近年注目を集めるパラリンピックの魅力についても解説した。体の一部を失っても活躍する選手を陶器の修繕技法である「金継ぎ」に例え、あるものを最大限に生かそうと懸命になると、大きな力を発揮するところがパラスポーツの面白さだと説明した。パラリンピックは人々の多様性を認め合う共生社会を育むチャンスだと述べ「緑あふれる福島の環境は、(五輪で)世界中から訪れる選手やメディアの癒しになる。楽しみながら思いやりと花のような笑顔でおもてなしをしてほしい」と締めくくった。
約300人が出席した。増田さんは11月に福島市で行われる東日本女子駅伝の解説のため毎年本県を訪れている。阿武隈川沿岸をジョギングしながら自然の豊かさを噛み締め、松尾芭蕉の俳句、源融の和歌に詠まれた文知摺地区の歴史に思いを馳せるのが楽しみだと笑顔を見せた。
スポーツに対する姿勢では自身の選手時代の経験を踏まえ、笑顔で練習や本番を楽しむことが大切だと述べた。座右の銘として「知・好・楽」を挙げ、どのような道でも単に知識だけでこなすのではなく、好きで楽しみながら取り組むほうが良い結果につながると説いた。また好成績を収めているスポーツのチームは、練習の様子が笑顔にあふれて朗らかだと紹介した。
近年注目を集めるパラリンピックの魅力についても解説した。体の一部を失っても活躍する選手を陶器の修繕技法である「金継ぎ」に例え、あるものを最大限に生かそうと懸命になると、大きな力を発揮するところがパラスポーツの面白さだと説明した。パラリンピックは人々の多様性を認め合う共生社会を育むチャンスだと述べ「緑あふれる福島の環境は、(五輪で)世界中から訪れる選手やメディアの癒しになる。楽しみながら思いやりと花のような笑顔でおもてなしをしてほしい」と締めくくった。
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